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うつ病の原因と症状

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うつ病ってどんな病気

うつ病は、誰でもかかる可能性のある病気で、自分を含めた家族、同僚など、身近な人がいつうつ病だと診断されないとも限りません。いざという時に対処できるよう、症状や原因などの基礎知識を身に付けておきましょう。うつ病の症状は、心と体の両方にあらわれます。精神的な症状として代表的なものが抑うつ気分と意欲の低下です。気分が落ち込んで悲しい気持ちが続く、趣味や興味のあったことを楽しむ気持ちがなくなる、身だしなみやおしゃれに関心がわかない、などの症状が代表的なものです。集中力や思考力も低下するので、家事や仕事の能率が落ちてミスが目立つこともあります。身体的な症状は、1つではなくさまざまな症状があらわれます。眠れないなどの睡眠障害や食欲の低下、めまいや頭痛、肩こりが長く続くなどです。これらの症状はうつ病が原因だとは分からず、うつ病だと診断されにくいことが多いようです。検査しても異常がないのに不調が続くという場合は、精神科や心療内科などの専門医に相談するようにしましょう。原因もまた千差万別です。現在の研究では、大きなストレスや環境の変化などがきっかけで、脳内の神経伝達物質に影響を与え、身体的な症状や精神的な症状となってあらわれると言われています。ストレスが原因というと、職場環境での失敗や失業、親しい人との別れなど悪いことがきっかけのように感じますが、実際にはそうとも限りません。昇進や引っ越し、新築、結婚など一見幸せそうなイベントがきっかけとなる人もいます。幸・不幸に関わらず、大きな環境の変化の前後に不調が続くと感じた場合は、精神科や心療内科を受診するようにしましょう。うつ病にはかかりやすい性格があり、まじめで几帳面、責任感が強くがんばり屋な人がかかりやすいと言われています。症状に加えて、うつ病になりやすい性格であるかどうかもチェックしてみると良いかもしれません。他の病気と違い、うつ病は検査ではわかりにくいので、診断されにくく、治療が遅れることがあります。身体的な症状から内科を受診しても異常が見つからず、病名もわからないまま不調が続き、かなり進行してからやっと精神科や心療内科でうつ病だと診断されるケースも多いようです。特にこれといった原因もなく、心や体の不調が2週間以上続いている場合は、1日も早く専門医に相談するようにしましょう。